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ブラジル グアリロバ農園 FLORAL【浅煎り】
ブラジル グアリロバ農園 FLORAL【浅煎り】
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ブラジル グアリロバ農園 FLORAL【浅煎り】
【ライトロースト 浅煎り】
グアリロバ農園は、コーヒーの生産地として名高いミナスジェライス州のカンポダスベルテンチス地区に位置した農園です。
2016年ブラジルカップオブエクセレンスの優勝を誇る、最高品質のコーヒーを生産する農園です。
■グアリロバ農園独自の発酵技術
①ルートアエロビック(好気性発酵)24h
好気性微生物を水が入ったタンクに入れ、下部バルブより酸素を注入しながら、発酵を促す。
ミューシレージに多く含まれる糖分や有機物質を微生物を分解し、酸素を使って二酸化炭素や熱(エネルギー)、アセチルピラジンといった物質が生成されます。
嫌気性とは違った味わいが生まれ、ワイニーなフレーバー、明るくてフルーティな酸が生まれます。
●好気性醗酵による主な味わいの特徴
1.フルーティーですっきりした酸味。
ミューシレージに含まれる糖分や果糖が分解される過程で主にクエン酸やリンゴ酸、酢酸などの有機酸が生成され、フルーティーやワイニーな風味が加わります。
2.豊かな香り
好気性醗酵によって生成されるアセチルピラジンと呼ばれる化合物は、芳香族の香りをもつ有機物で、香りを増幅します。
3.キャラメルの様な甘味
酢酸などの有機酸はブラジル産コーヒーの特徴であるチョコレートやキャラメルのフレーバーを拡張します。
②アナエロビック・ファーメンテーション(アルコール発酵)24h
アルコール発酵には出芽酵母のSaccharomyces cerevisiae(サッカロマイセス・セレビシエ)を使用し、ミューシレージの糖分や成分をさらに分解し糖質をアルコールや有機酸、アミノ酸や大量の二酸化炭素が生成されます。これらの化合物の組み合わせや比率によって、独特な味わいが生まれます。そして発酵が進むにつれ生成される二酸化炭素によってタンクの内圧が高くなり、成分がコーヒー種に浸透させていきます。
③ハニー製法・アフリカンベッドスロードライ(40日間)
自然乾燥させるため、環境の負担が比較的少ない「ハニープロセス」ですが、天候に左右されやすく、コーヒー豆の品質にばらつきが出やすいため、加工が難しいという欠点もあります。また、加工時にバクテリアなどが繁殖しやすく、衛生面の問題もあるため、グアリロバ農園ではアフリカンベッドで1日に数回撹拌しながら均等に乾燥させます。
程よい果実の甘い香りが感じられるコーヒーとなり、同時にとろみのある舌触りも備わり、フルーティーな風味や軽い口当たりで、柔らかな印象です。
昨年、カッピング会で農園主のガブリエルさんと会えました。
毎年安定して美味しいコーヒーを作りたいと、考え発酵技術を学び、研究されています。素材を殺してしまうような発酵ではなく、いかに素材を活かすかを念頭において様々な精製方法を研究されているそうです。非常にコーヒーにまじめで研究熱心な方という印象でした。
《焙煎 Light Roast 浅煎り》
カモミールやラベンダーのようなフローラル感。軽やかな口当たりで、ハチミツのような甘さが長く続きます。
Area ミナスジェライス州 カンポダスベルテンチス地区
Process ルートアエロビック24h+アナエロビック24h ハニー
Variety ピンクブルボン
Altitude 1,100m






